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†夢の掛橋†第1歩

最初の更新は以前行っていたメルマガの1番最初の小説です。

ある意味西村の黒歴史(笑)

8年経つといろいろ思うところも変わるものだなと、読み返して学びました。

では、どうぞ。

 

†…†…†星を見上げて†…†…†


「件名:No title
本文:
今何してる?」

2週間前に別れたはずの彼氏からメールが届いた。別れ話しをしてきたはずの彼からのメール。

私は心から彼が好きだった。幼なじみだった彼との思い出はどれも原形を残したまま美化されていた。


「件名:Re:
本文:
別に…
今更何?


素っ気ないメール。本当は嬉しかったくせに。
半ば自嘲しながらも、送信ボタンを押した。

ずっと彼といる覚悟で、彼を支えるつもりでいてそれなりに行動していた。そんな私を遊びだと言った彼が憎くて許せなかった。
それでも私にとっては大切な人だったから…一生側にいたいと願った人だから…

もう一度やり直せるんじゃないかと、必要としてくれるんじゃないかと、そう窓から夜空を願いを込めて見上げた。

「件名:Re:
本文:
この間の事は反省してる…言い方悪かったよな…ごめん。
今からやり直せるなんて、やり直したいなんて言わないから…謝りたかっただけ…」

正直嬉しかった。意地っ張りで頑固で負けず嫌いで絶対に自分の非を認めない彼が、謝ってくれた。
それだけで、嬉しくて許してしまいたかった。

「件名:Re:
本文:
そう…もう良いよ。私は大丈夫だから。
早く次の子探しなよ。」

けど、許してしまうのは彼の為にも私の為にもならない。
幼なじみだからこそ、私は彼にもっと成長して欲しいと思った。

「件名:Re:
本文:
ごめんな…」

それ以来彼とは普通の友人に戻った。
そんな彼は今までと大分変わり、自分から謝る事や意地を張るのを止めた。
私も人の成長に携わる仕事を選ぶようになった。
辛くても…悲しくても…人が成長する力はとても大きいから…
彼との恋愛は辛い事も多かったけど、私にとっても彼にとっても成長する糧になったから…

星空を見上げればいつだって歩き出す勇気を貰えるから…



†…†…†後書き†…†…†

はい、いかがだったでしょうか?
この作品ではキャラ名を一切出さずにどこまで書けるのかというチャレンジをした作品でした。

やっぱりクオリティは低いですが、当時の精一杯の作品でした。

 

ではまたお会いしましょう。